しかも、昔大好きだった
「天下一品」の鍋スープ。
スーパーで見つけた瞬間、
「あっ」と声が出た。
和歌山にはもう店舗がなくなってしまって、
すっかりご無沙汰だけど、
昔はよくラーメンを食べに行ったなあ、と。
あの頃は、
こってりが正義で、
翌日の胃のことなんて何も考えてなかった(笑)
そんな懐かしさを感じながら、
鍋に火を入れ、
レードルですくって、ひと飲み。
――こんな味だったかな?
記憶の中の天下一品は、
もう少しドロドロで、
もう少し強烈だった気もする。
でも、不思議なもので、
「思い出補正」がかかっていても、
それでもちゃんと
普通に、美味い。
鍋の湯気の向こうで、
昔の自分が一瞬だけ顔を出して、
すぐに消えていく。
味って不思議やなあ。
お腹だけじゃなく、
時間まで一緒に温めてくれる。
鍋のあたたかさと、
昔の味のノスタルジーに包まれながら……
今夜は、
酒が進みそうです(笑)

