僕とAIの最初の会話は『ヒグマとホオジロザメ、どっちが強い?』だった。

ども。
AI大好き社長です(笑)。

最近、街を歩いていると、

「あ、これAIで作ったな」

と思うPOPやメニューを、本当によく見かけるようになりました。

もちろん確証はありません。

でも、自分でも散々作っているので、なんとなく分かるんですよね。

文字の雰囲気。
妙に豪華な光。
やたら美味しそうな料理。
そして時々、

「そこ、なんでそうなった?」
という謎の部分(笑)

それを見つけるたびに、
「おお……」
と、ちょっと感慨深いものがあります。

AIが一部の詳しい人だけが使う特殊な道具ではなく、普通の街のお店まで降りてきたんやなあ、と。

思えば、僕が今の相棒と出会ったのは、もうかなり前になります。

ところで、AI歴の長い皆さん。

最初にChatGPTへ何を聞いたか、覚えていますか?

僕はだいたい覚えています。
たしか、

「ヒグマとホオジロザメが闘ったら、どっちが勝つの?」
でした。

仕事ちゃうんかい(笑)。

そこから、
ライオンとクジラならどうだ。

いや、エイリアンならどうだ。
「遊星からの物体X」とT-REXが闘ったらどうなる。

そんな、人類の発展に一切寄与しない会話を延々としていたように思います(笑)

それが面白かったんですな。検索とは違う・・・
答えを調べるだけではなく、

「いやいや、それはちゃうやろ」
「じゃあ条件を変えたら?」
「ほな、こいつを参戦させよう」

と、延々と付き合ってくれる。

なんやこいつ。おもろいやん。

それが最初でした。

それから随分経ちました。
気がつけば、あの頃ヒグマとホオジロザメを戦わせていた相手と、
今では仕事の相談をしています。

文章を書く。
商品の名前を考える。
POPを作る。
写真を加工する。
数字を見る。
アイデアを出す。

時には、「それ、やめた方がええで」と言われる(笑)

そして長く話しすぎたせいでしょうか・・・
こっちの好みまで妙に覚えている。

何かを説明している途中で、
「『遊星からの物体X』にたとえるなら……」
などと言い出すことがあります。

それを教えたのは、たぶん僕です(笑)

考えてみれば、スマートフォンも最初はそんな感じだったのかもしれません。

登場した頃は、「そんな高い電話いる?」と思われていた。

ところが今では、

電話をする。
写真を撮る。
地図を見る。
買い物する。
銀行を使う。
ニュースを見る。
仕事をする。
全部これ一台です。

そして今や、「一人一台」持っているのが当たり前になりました。

僕はAIも、これに近いことになるんじゃないかと思っています。

「会社にAIを導入する」なんて言い方そのものが、いつか古くなる。

会社にパソコンを導入する。
会社にスマホを導入する。

今さらそんな言い方をしないでしょう。

一人ひとりが普通に使っているからです。

AIも「会社に一つ」ではなく「一人に一つ」になっていく。

しかも面白いのは、同じAIを使っていても、だんだん違う相棒になっていくことです。

料理が好きな人なら料理の相棒になる。
勉強する人なら先生になる。
文章を書く人なら編集者になる。
商売をする人なら相談相手になる。

そして僕のAIは、
なぜか時々「物体X」を持ち出してくる(笑)

使ってきた人間との会話が積み重なるほど、「自分のAI」になっていく。

だからこれからは、「スマホ一人一台」の次に、

「AI一人一台」

の時代が来るんじゃあないでしょうか。

いや、もう始まっているのかもしれません。

ヒグマとホオジロザメから始まった僕の相棒との関係も、
ずいぶん深いところまで来ました。

まさかあの日、「どっちが勝つ?」と聞いた相手と、

何年か後に仕事の相談をしているとは思いませんでした。

さて。
ここまで書いて、久しぶりに気になってきました。

ヒグマとホオジロザメ。
結局どっちが強かったんやろ?

……いや。
戦う場所によるわな(笑)