奥さんが作ってくれた特製ハヤシライス。
赤ワインをきかせたソースがコトコト煮込まれてて、もう香りからしてお店レベル。
ひと口食べた瞬間、口の中いっぱいに広がるコクと旨み…。
牛肉と玉ねぎ、マッシュルームの黄金トリオが、赤ワインの酸味でキュッと引き締まってる。
うまい、これはうまい。
……でも、ふと思ったんです。
「これ、ハヤシライス? それともハイシライス?」
実はこの二つ、ただの言い間違いじゃないんです。
諸説あるんですが、有力なのはこの2つの説。
① ハヤシ説(林さん説)
明治時代、東京の洋食店「丸善」で働いていた林さんという料理人が考案したから「ハヤシライス」になったという説。
林さん、あなたの名前、しっかり現代まで残ってます。
② ハイシ説(ハッシュドビーフ説)
もうひとつの有力候補が、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」説。
外国人が「ハッシュドビーフ」と呼んでた料理が日本に伝わるとき、
「ハッシュ」→「ハイシ」→「ハヤシ」に変化した、というもの。
発音の変遷で「ハイシライス」って呼ぶ人もいたんですね。
つまり、どっちも間違いじゃない!
奥さん特製のこの一皿は、赤ワイン仕立てだからちょっと大人味。
だから今日はあえてこう呼びます。
「奥さん特製・ハイシライス」
呼び方はどっちでもいい。
おいしいものは、おいしいんです。
あなたはハヤシ派?それともハイシ派?

