おせちのご予約、始まりました。
いやあ……
もう、そんな季節ですか。
ついこの間、お正月休みが終わったばかりのような気がするのですが(笑)
一年というのは、本当に早いものです。
実は今年のお正月。
僕は少し、寂しい思いをしていました。
というのも、昨年の夏ごろに大切な家族を亡くしまして。
お正月は、いつも一緒でした。
紅白を見たり。
おせちを食べたり。
鍋を囲んだり。
くだらないことで笑ったり。
毎年、当たり前のようにそこにあった時間です。
でも今年の元旦。
「ああ、もうあの笑顔を見ることはできないんやな」
と。
分かっていたはずなのに、お正月という節目になると、急にいろんな思い出が戻ってくるんですね。
楽しかったことほど、思い出すと少し苦しくなる。
そんなこともあるんやなあと知りました。
正直、少し思い出に潰されそうになった時間もありました。
まあ、今はもう大丈夫ですけどね(笑)
そんなこともあって、今回作ったおせちの動画には、ほんの少しだけ、その時の自分の気持ちを乗せています。
昔のお正月。
家族で囲んだ食卓。
一緒に笑った人。
もう会えない人。
でも、その人との時間までなくなるわけではありません。
そして人は、また次のお正月を迎える。
新しい家族が増えることもある。
久しぶりに帰ってくる人もいる。
去年とは違う顔ぶれで食卓を囲むこともあるでしょう。
少し寂しさを抱えながらでも、
また笑う。
また食べる。
また新しい思い出を作っていく。
今回の動画は、そんな
「思い出を抱えながら、それでも未来へ」
というイメージで作りました。
おせちというと、豪華な料理が並んだ写真に目が行きます。
でも、おせちの本当の価値って、
料理そのものだけではないのかもしれません。
「これ食べる?」
「それ私のやで」
「もう海老ないん?」
そんな、なんでもない会話。
同じテレビを見て笑ったり。
誰かが鍋を取り分けてくれたり。
ちょっと食べすぎて、
「正月やからまあええか」
と言ったり(笑)
そんな時間と一緒に、おせちの味は記憶に残る。
だから僕たちがおせちを作るということは、
誰かの一年の始まりの食卓に参加させてもらうことでもあるんでしょうね。
そう考えると、
毎年おせちをご注文いただけるということが、
少し違って見えてきます。
今年も花むらでは、おせちのご予約受付を始めました。
和風おせち 14,000円(税込)
洋風おせち 11,000円(税込)
ありがたいことに、受付初日からご予約もいただきました。
本当にありがとうございます。
今年のお正月を、
誰と過ごすのか。
どんな話をするのか。
どんな笑顔があるのか。
それは僕たちには分かりません。
でも、その食卓の真ん中に、
花むらのおせちがちょこんと置かれていて、
誰かが
「これ、おいしいな」
と言ってくれたなら。
それだけで、この仕事をしている意味は十分あるような気がします。
思い出は大切に。
でも、人はまた次の季節へ。
今年も残り三か月。
そしてその先には、
また新しいお正月がやってきます。
2027年も、
皆さまの食卓にたくさんの笑顔がありますように。
花むらのおせち。
今年もご予約受付、始まりました。
