緊急発動!特注1000円弁当――届け、この気持ち

 

「すみません、急なんですけど…」 そんな一報から始まった、今回の緊急特注弁当づくり。

 

お相手は、中学生くらいの女の子とのこと。 きっと何かの記念日か、お祝い事かな?

 

限られた時間、限られた材料―― でも、だからこそ燃えるのが、弁当屋魂。

 

ご飯は、古代米とかやくご飯を組み合わせて、見た目もほんのりカラフルに。

 

 おかずは、とんかつ、唐揚げ、とり天、ウインナー、コロッケ、そして牛肉まで! 肉!肉!肉!の肉祭りですが(笑)

 

それぞれソースや盛り付けでしっかり変化をつけて。 さらに、煮物やだし巻き、ポテトサラダ、焼き鯖、かまぼこなども添えて、 お弁当の中に小さな“物語”を詰め込みました。

 

これが1000円弁当――原価率のことは…今は見ないでおこう(笑)

 

でも、正直言います。 こういうお弁当づくりが、一番楽しい。 食べてくれる人を思い浮かべながら、 「これ入れたら喜んでくれるかな?」 「この色、いいアクセントになるな」 って、まるで小さなプレゼントを包むような気持ちで。

 

誰かの“うれしい”のきっかけになれたなら、それが弁当屋にとって最高の報酬です。