僕の大好物、羽衣あられ。
塩分が足りていない時の救世主のような存在である。
そのまま食べてももちろん美味しいのだが、
実はもう一つ、最高の食べ方がある。
朝ごはんの時、
ご飯の上に羽衣あられをのせてお茶をかける。
するとどうだろう。
塩分がいいアクセントとなり、
あられのサクサクした食感が加わって、
ただのお茶漬けが一気にセレブのご馳走へと早変わりする。
もはやこれはお菓子の域を超えている。
神のあたえし至高のおかしと言っても過言ではない。
……なのだが。
最近、どうにも気になることがある。
袋を開けた瞬間、
「あれ?こんなもんだったっけ?」
そう。
どう考えても内容量が減っている。
いや、気のせいではない。
明らかに減っている。
これはもう確信犯だ。
いわゆる「ステルス値上げ」というやつだろう。
まあ、今の物価高の世の中、仕方ないのはわかる。
原材料も輸送費も、何もかもが上がっている。
でも、なぜ世の中の風潮として
「こっそり減らす」という方法を選ぶのだろう。
値上げでいいじゃないか。
羽衣あられは、今までが安すぎたのだ。
100円上がろうが、200円上がろうが、私は買う。
なぜなら――
好きだから。
至高だから。
量を減らされると、開けた瞬間に少し悲しくなる。
でも値上げなら、納得して買える。
堂々と値上げする世の中であってほしいと、僕は思う。
まあ、2袋買えばいいだけの話なのだが。
それでもやっぱり、
羽衣あられは今日も僕の食卓の王様である。

