「ちゃんと止まったはずなのに…」そんな気持ちをずっと抱えながら
今日、免許の更新で岡崎の交通安全センターへ行ってきました。
5年ぶりの更新。
本来なら30分で終わるはずの講習が、今回はまさかの2時間。
そう、ゴールド免許は剥奪です。
理由は一時停止違反。
正直、納得はしていません。
自分では止まったつもりでした。
でも、「止まっていない」と判断されれば、それまで。
現場で覆ることはなく、そのまま違反確定。
どこか釈然としない気持ちのまま、講習に臨むことになりました。
そして始まった2時間。
これが、とにかく長い。
話は頭に入ってこないし、
「早く終わってほしい」
そればかりを考えていました。
前回は30分で終わった講習が、今回は2時間。
体感的には、それ以上に長く感じます。
でも、その空気を一変させたのが、最後に流れた一本の動画でした。
スマホを見ながらの運転によって、娘さんを亡くしたご両親のインタビュー。
静かに語られる言葉の一つひとつが、重く、胸に刺さってきます。
「まだ娘が”ただいま”って帰ってくるような気がして・・・」
「娘のウエディング姿を見るのが夢だった…」
その言葉を聞いた瞬間、
さっきまで頭の中にあった
「納得できない違反」のことが、ふっと消えました。
事故を起こした人も、きっと最初から
誰かを傷つけるつもりはなかったはずです。
ほんの少しの油断。
「大丈夫だろう」という一瞬の判断。
それだけで、人生は取り返しのつかない形で変わってしまう。
ふと、思いました。
あれだけ長く感じていた2時間も、
もしかすると、決して長くはないのかもしれない。
取り返しのつかない2時間は、この世にいくらでもある。
あのご両親にとっての時間は、
きっと、あの日からずっと止まったままなのだと思います。
そう考えると、
今日の2時間は、ただの罰ではなく、
「思い出させる時間」だったのかもしれません。
ゴールド免許はなくなりました。
それでも、
ハンドルを握る意味を、改めて考えるきっかけになりました。
安全運転とは、単にルールを守ることではなく、
「誰かの人生を壊さないための行動」なのだと。
今日は、そんなことを考えさせられた一日でした。
