私は、かなり優柔不断です。
自分で言うのもなんですが、本当に選ぶのが苦手です。
たとえばラーメン屋さん。
醤油、味噌、塩、とんこつ。
さらに麺の硬さ、スープの濃さ、トッピング……。
選択肢が増えてくると、だんだん楽しいより先に疲れてきます。
むしろ、
「うちはこれ一本です」
というラーメン屋さんに入ると、ちょっとほっとします。
ああ、選ばなくていい。
出てきたものを食べればいい。
なんという安心感でしょう(笑)
ケーキもそうです。
家にいくつかケーキを買ってきて、
「どれにする?」
と言われる。
普通なら楽しい瞬間なのでしょう。
私は違います。
ショートケーキ。
モンブラン。
チョコレート。
フルーツタルト。
……
「ちょっと待って。今、重大な決断を迫らないでくれ」
となります(笑)
選べることは、もちろんうれしい。
でも人間というのは不思議なもので、選択肢が多ければ多いほど幸せになるわけでもないようです。
選ぶということは、
ひとつを選ぶと同時に、
それ以外を捨てることでもあります。
モンブランを選んだ瞬間、
「でもチョコも良かったな」
が始まる。
食べながらまだ悩んでいる。
非常に面倒くさい人間です(笑)
そんな私が、今回ご紹介するのが紀州桜御膳。
和と洋。
二種類から選んでいただけます。
……選ばせるんかい。
自分が選ぶの嫌いや言うた直後に(笑)
でも、お弁当のご注文をいただいていると、やはり食べたいものは人それぞれです。
「やっぱり和食が落ち着く」という方もいれば、
「ハンバーグやエビフライが入った洋食が好き」という方もいる。
年齢だけでも決まりません。
同じ会社。
同じご家族。
同じ集まりでも、好みは違います。
だから紀州桜御膳は「和」と「洋」、お好きな方を選んでいただけるようにしています。
ただ、私は最近思うんです。
商売って、
「選択肢を増やせば親切」
とも限らないのかもしれない、と。
10種類から選べます。
20種類あります。
組み合わせ自由です。
もちろん、それを楽しめる方もいます。
一方で、
「もうおすすめでお願いします」
という人もいる。
私です(笑)
だから本当は、
選べることと、
選ばなくてもいいこと。
両方あるのが一番親切なのかもしれません。
「和と洋、どちらにしよう」
と楽しんでいただくのもいい。
迷ったら、
「どっちがおすすめ?」
と聞いていただいてもいい。
そんな時は、こちらで背中を押します。
食べ物を選ぶくらいで、
そんなに悩まなくてもいいんです。
……と、
ケーキ4個を前に10分悩む私が言っております(笑)
紀州桜御膳。
和か、洋か。
選ぶのを楽しむ方は、どうぞじっくり。
迷うのが嫌な方は、
遠慮なく私たちに丸投げしてください(笑)
