駅弁というごちそう ~旅とお弁当、そして花むらの夢~

岡山旅行に行ってきました。 もちろん――駅弁を調査…いや、堪能してきましたよ。

 

新幹線に乗り込み、窓の外に流れる風景を眺めながらいただく駅弁。 これはもう、移動という名のごちそうタイムです。

 

というわけで駅弁の感想、ドン!!

【その1】炭火焼肉たむらの「特製牛カルビ弁当」

黒光りするパッケージに、あの有名人の名を冠した焼肉弁当。 期待値が高まる中、蓋を開けると…ぎっしり牛肉! 柔らかく、タレの香ばしさもあって確かに美味い!

 

ちゃ〜、と持ちネタが書かれた卵焼きもワロた!

 

…でも、正直ちょっと漬物が欲しい。 というか、副菜がほぼ無いので途中でちょっと飽きが…。 「肉が主役!」という潔さは好きですが、 私としては箸休めの気遣いもほしかった、かな(笑)

 

【その2】大洗名物「釜揚げしらす弁当」

しらす!しらす!しらす!という潔さ。 これでもかと敷き詰められた白い宝石たちの下に、 ほんのり出汁の効いたご飯。梅干しと紅しょうがもいい仕事をしてくれます。

煮物や唐揚げも入っていて、思ったよりバラエティ豊か。 でも煮物は…やっぱり花むらのほうが美味いなぁ(小声)

 

【そして感動の1位】

銀かれい西京焼き弁当(京都・三千院の里監修)

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これはうまかった! 銀かれいの西京焼きが、ほぐすたびに香りが広がって、 それが炊き込みご飯と…合うんですわ。

脇を固める煮物も丁寧で、特に人参の花型と玉子焼きの甘さが絶妙。 駅弁って「作り置き」なのに、ここまで繊細な味を出せるのか…と感服。

 

そして私は思ったのです。

 

花むらも、いつか駅弁を作りたい。

 

移動の途中で誰かの心とお腹をあったかく満たす、そんな弁当。

 

きっと花むらにもできると思うんです。

 

「旅のお供に、花むらの幕の内弁当を。」

 

そんな日が来るよう、今日も地元でせっせとお弁当作ります(笑)