県庁通り店にひとり、花むらの神話級パートさんが存在する。 年齢、なんと80歳。 だが、その背中に「老い」の二文字はない。 あるのは、ただ黙々と――米をすくう姿のみ!
重さ数キロにもなる炊き立ての米を、 片手でヒョイッと持ち上げたジャーに移す姿は鬼神の如き所作。 若手が二人がかりで「うぅ~ん!」と唸るアレを、 この方は、「はいよ~」のひと言でこなす。
手に宿るは、熟練の技とゴッドハンド。
しかも、風邪ひとつひかない。 休まない。コロナの猛威も、「あんなん気合いで吹っ飛ばすわ」と笑い飛ばす。 まるで厨房の守護神。
👑 社員談: 「誰よりも偉いです。社長より。ええ、確実に(笑)」 「米の番長です。ご飯に関して逆らえません。」
花むらではこの方をひそかに、 「炊飯界のラスボス」「握り飯より強い女」と呼んでいます。
皆さん、厨房に立つ彼女の姿を見たら、 ありがたく手を合わせましょう。 今日も美味しいお弁当が作れるのは、この方のおかげかもしれません…。