今夜の晩ごはんは、奥さんの手作りシーフードカレー。 イカにエビにホタテ、海の幸のだしがルーにしっかり染みてて、 食べた瞬間、スパイスの香りと一緒に「これは勝ち!」と静かに思った。
暑い日だったのに、もりもり食べられた。 むしろ、暑いからこそカレーだったのかもしれない。
夏バテ気味でも、スパイスの香りがふわっとくると、なぜか食欲が戻ってくる。 汗をかきながら食べると、ちょっとスッキリするし、 なんだか「ちゃんと食べたぞ」っていう満足感がある。
そしてたぶん、もうひとつ。 カレーって、「正解がない料理」だからいいのかも。
具材も自由、辛さも自由。 ちょっとルーが足りなかったら、水でのばしてもいいし、 思いつきでゆで卵を乗せても、トマトを入れても、何でもあり。
誰かの味をそのまま真似してもいいし、 ちょっと冒険してみても許される。 そして、大抵おいしい。
なんとなく、 そんなところも、カレーが好きな理由かもしれない。
今日は美味しいシーフードカレーを食べながら、 そんなことをぼんやり考えた夜でした。