今日の花むら県庁店には、いつもとちょっと違う風が吹きました。
山の香りをまとった“芭蕉ずし”。
それは、有田の清水町の山あいで、私の母がひとつひとつ丁寧に包んだもの。
脂ののったサバを酢で軽くしめ、白ご飯の上にのせ、
青々とした芭蕉の葉でやさしく巻き込む。
葉を開いた瞬間にふわっと立つ香り。
それはもう、都会のど真ん中で深呼吸するような味わいです。
昔ながらの早ずしですが、
手づくりのぬくもりと自然の恵みが重なった、まさに“山のごちそう”。
今日の販売では「懐かしい」「香りが最高」と嬉しい声も。
実は、この芭蕉ずし――また販売するかもしれません。
その日が来たら、ぜひ葉を開いてみてください。
きっとそこに、“山の空気”と“母の手”が詰まっています。
🌿 次回販売、お楽しみに。
(数量限定につき、見かけたらぜひお早めにどうぞ!)


