12月も笑顔で頑張ろう。

明日で11月が終わる。
そして気づけば、来月には2025年も終わる。
……早すぎませんか?

ついこの前、お正月休みを満喫したばかりなのに、
気づけば時間だけがターボ付きで走り抜けていったような感覚です。

歳を重ねるほど時間が速くなる——
昔から言われていることだけれど、
最近は本当にそう実感します。

疲れる日もあります。
社長という立場は、ときに背中がずしっと重くなることがあります。
でも不思議なことに、しんどい時ほど 現場に出たくなる のです。

従業員からすれば、
「社長が来るとちょっと緊張するんだけど…」
なんて思われている可能性もあるでしょうけれど(笑)
それでも店先に立つと、なぜか落ち着くんです。

お客様の「ありがとう」。
従業員の「いらっしゃいませ」。
その小さなやり取りひとつひとつが、心の奥にそっと火を灯す感覚があります。

思い返せば、原点は幼稚園での“お店ごっこ”なのだと思います。
紙のお金で、粘土で作ったパンを売ったり買ったりしていた、あの時間。
ただの遊びなのに、胸がふわっと温かくなったあの感覚。

商売とか、経営とか、
そんな立派な言葉にする前に——
僕はただ、
「人と人が笑顔でつながる場所」が好き
なんだと思います。

でも今、飲食業界は正直とても厳しい状況です。

材料費の値上げは“音を上げるほど”の勢いで押し寄せています。
昔は値上げのとき、営業さんが申し訳なさそうに手紙を添えて来ていた。
「心苦しいのですが…」
そんな言葉が添えられていた時代。

でも今は、
「来週からこの値段になります」
……急すぎる。
しかも倍近い値上げなんて、昔なら考えられませんでした
(お米は本当に一気に倍になりました)。

値上がりが当たり前になって、
あの“申し訳なさ”の文化は、どこかへ消えてしまったように思います。

もちろん仕方のないことだとわかっています。
世界も変わる。物価も動く。
誰も悪気があって値上げしているわけではない。

けれど——
「この間値上げしたばかりなのに、また……どうしよう」


という天を仰ぐような苦しさは、経営者なら誰もが抱えているはずです。

それでも店を続ける理由は、
きっと誰にでもある “原体験” のせいなのだと思います。

幼い頃に感じたワクワク。
誰かの役に立てた時の嬉しさ。
「ありがとう」と言われて胸が熱くなった瞬間。

大人になると、あの感覚は薄れてしまったように見えますが、
本当はずっと自分の中に残っている。

それがあるから、
人はしんどくても、もう一日だけ、前に進める。

昔、
何かにワクワクした瞬間があるなら、
誰かの笑顔が嬉しかった日があるなら。

その記憶は、今も自分の中で生きています。
そしてそれは、今日まで連れてきた“力”そのものなのかもです。

僕も同じ。
みんな同じ。

明日もまた、原点を胸に。
もう一歩だけ、前へ。

いよいよ2025年最後の月です。

頑張って笑顔で行きましょうね。

社長でした。