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屋形店がオープンしてから、19年。
長いようで、振り返ってみれば本当にあっという間でした。
屋形店はいわゆる「置き店」という形で、店内でお弁当を作る店舗ではありませんでした。
そのため、売り切れた商品をすぐに追加できなかったり、皆さまのご要望に十分お応えできなかったりと、ご不便をおかけしたことも多かったと思います。
商品が足りなくなれば、近くの県庁通り店で急いで作って車で運ぶ。
ご飯がなくなれば、炊き上がったご飯を持って走る。
お昼のピークには、県庁通り店と屋形店の間を何度も往復することもありました。
正直に言えば、なかなか手のかかる子のようなお店でした。
それでも、毎日足を運んでくださるお客様がいて、顔なじみのお客様が増え、屋形店は19年間営業を続けることができました。
今回、閉店を決めた一番大きな理由は、やはり運営コストの問題です。
食材費、人件費、配送にかかる費用など、さまざまなコストが上昇する中で、現在の営業形態を続けていくことが難しいと判断いたしました。
今も変わらず足を運んでくださるお客様がいらっしゃる中で、お店を閉めることは、本当に心苦しい決断でした。
もっと違う形で続けられなかったのか。
もっとできることがあったのではないか。
そう考える気持ちは、今も残っています。
けれど、屋形店を守るために会社全体が無理を重ね、ほかの店舗や従業員、さらにはお客様に負担をかけ続けることも、正しいことではないと考えました。
屋形店は閉店しますが、花むらがなくなるわけではありません。
近隣には県庁通り店がございます。
これまで屋形店をご利用いただいていた皆さまにも、引き続き花むらのお弁当をお届けできるよう、県庁通り店をはじめ、各店舗でより一層努力してまいります。
19年間という長い間、屋形店をかわいがっていただき、本当にありがとうございました。
たくさんのお客様に支えていただき、屋形店は幸せなお店だったと思います。
明日が最後の営業日です。
いつも通りお弁当を並べ、いつも通り皆さまをお迎えします。
最後の一日も、屋形店らしく。
感謝の気持ちを込めて、営業いたします。
